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急に思い立って『グッドウィルハンティング/旅立ち』を観ました。
ちょっと前に『ヒアアフター』を観て(超スピ映画です(^_-)-☆)、
マット・デイモンのにわかファンになったこともありまして(^_^;)
アカデミー賞の多くの部門にノミネートされ、
助演男優賞、脚本賞を受賞している名作です。
名作だけどなぜだかいままで観るチャンスがなかったです。

軽くストーリーをお話しします。
アメリカ、ボストンのスラム街に住む青年、ウィル。
小さいころに親から虐待を受けていた。
(観てからこの題名の意味がわかった。
彼の名前はウィル・ハンティングなんです。)

ウィルは悪い仲間たちと酒・たばこ・朝帰り・ケンカ・逮捕などすさんだ生活を送っている。
仕事は大学構内の清掃員。
その大学は、かの有名なMIT(マサチューセッツ工科大学。ちなみにマット・デイモン自身ハーバード大出身。超あたまいいアカデミックアクターなのです。)

学生向けに廊下の黒板に書いてあった超難問の数式をいとも簡単に解くウィル。
その才能を見出した教授が彼を更生させようとする。
その更生プログラムの中で、心理カウンセラーのショーン・マグワイア(ロビン・ウィリアムズ)と出会い、
半分人生を投げ出していたウィルに大きな変化が生まれてくる。

観た人ならわかりますが、
後半のショーンが投げかける言葉によって溶解していくウィルの姿ははっきりってハンカチ10枚です。

ウィルはすっごくつっぱっていて、
生意気で、
なまじか頭いいから誰に対しても大概論破する。

でもそんな彼の心の闇を見ぬいているショーン。
ロビン・ウィリアムズはまり役。
すばらしいカウンセラーでありながら、自身の人生においても悩み苦しんでいる。
だからこそウィルが心を開いたのだと思う。
寄り添う人ってそういう生き方をすべきだと思う。

虐待を受けた子どもの心ってほんとうに奥深くに闇があると感じました。
このことは一言では言い表せないです。
被虐待児はいくら傷つけられても親を否定することはしないといいますね。

「自分が悪いから。自分がよくない子だから殴られるんだ。」

この気持ち、せつなすぎる。
親を否定することは、
その血が半分は流れている自分のことも否定することになるからだと思います。
関係ないけど子どもにパートナーの悪口は言ってはいけないと思います。
子どもにはその血が半分流れているんだから。

世の中で虐待の事件・事故はなくなりません。
昔からあったし、いまこの瞬間にもあるし、これからの未来でもなくすことは
不可能なのかもしれない。

そう思うと自分の非力さに絶望する。

そういう子どもたちを救おうとする人たちや組織があります。
そしてそうであることわたしはに救いの光を感じる。
でもそれでほんとうに解決できるのかとも同時に思う。

やっぱり、お母さんが、
家庭の中心であるお母さんが、
しあわせで満ち足りていくことしかないのではないかと思うのです。

しあわせな家族を作っていく。
そしてそのことは虐待の芽をつんでくれる。

子どものしあわせはおかあさんがしあわせであること。

虐待防止についてわたしがなにかできるとするのであれば、
おかあさんたちがしあわせになることの手助けしかないのだと思いました。

いま自分がやっていること、
これからやろうとしていることが、
それは確実に意味のあることだからそこをわたしはしっかりやっていこうと
あらためて思いました。

ウィルのガールフレンドのスカイラー(ミニー・ドライバー)がキュートだった。
低い声がまたいい!ハーバード生っていう感じのクレバーな雰囲気。
マットとミニーはこの共演のあと1年ほど実際につきあっていたそうですね。(お似合い)

この映画全体に流れるスラム地区の暗く重い感じが、
人間社会にある闇をいやってほど見せつけてくれてました。

人ってやっぱりお掃除してあるきれいな環境ってとても大事ですね。

観ているあいだ中、ウィルの住んでいる家の庭をそうじしたくてしかたなかったもの。

あと食べもの。健康で、栄養があって、エネルギーがあって、
愛情を持って誰かが自分のために作ってくれた食べもの。

ロビン・ウィリアムズのあのおだやかな笑顔が救いの映画です。
彼がうつ病で自殺してしまったことがとても悲しい。



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by happyachuko | 2015-12-02 16:02 | DVD