ネコだって自由に!

先週の週末のこと。
去勢手術を受けたネコのルーク(♂)

病院という異空間、待合室にいるだけで心臓バックバクな感じがルークから伝わってくる。
そして診察台の上に上がったとたん、緊張はピークに。
体温測ったり(お尻の穴ね)、
先生に触られるだけでうなり声。。もう天敵としか思ってないね(笑)

しまいには先生に威嚇して、エリザベスカラーをさっさとつけられる始末。
採血されたときにはなだめていたわたしの指はふか~く噛まれていました・・ぶっすりと、
歯が直角につきささっていた(涙)

そして奥のへやに連れていかれちゃって、もう会えない・・(夕方には会えるよ)
飼い主・親としてはちょっとせつないお別れ。

中ではレントゲンをとられたらしい。

そして午後になり手術が始まりました。
全身麻酔の初めての体験。

4時くらいに病院から電話が。
無事終わり麻酔からも覚めたと。
6時以降にお迎えおねがいしますとのことでした。

お迎えに行くとエリザベスカラーの襟をつけられたルーク登場。
タマタマ周辺は痛々しい感じ。
摘出したタマタマを見せてもらうとライチのようなものが二つ(かなり小ぶりのね)

ルークは自分に起こったことがなにかわからない。
なのにずっとエリザベスカラーをつけているから自分の体を舐めることも見ることもできない。
ここからルークのさらなる試練がはじまるのでした。

せんせーによると、このカラーは次回診察(1週間から10日ころ)までつけていなくてはいけない。
2~3日はいやがるけどそのうち慣れるから、
と言われて帰宅。

全麻によりぐったりした状態が続き、食欲もなし・・
エリザベスカラーのおかげで寝るときも邪魔になるようで落ち着かない・・
このにっくきエリザベスは視界を遮るようで、歩き方がすごく変になって前になかなか進めない・・
エリザベス・・名前だけがかわいいだけでほんとルークにとってはおぞましい一品・・

次の日も一応つけていたのだけど、ほんと元気ない。
身体を舐めたいのに舐められない。
顔を洗いたいのに洗えない(手でね)
目の調子も悪いのか涙さえ流している・・そして目ヤニさえ取れない飼い猫・・
話しかけて言葉で説明しても理解できないからなおさらお互いつらい

あまりに不憫だったのでいろいろ調べてみると、
患部を舐めたりしなければカラーは外していいとか、
そもそもカラーを処方する病院もないようだということがわかり夫に相談する。

「ね、ね、わたしが見ている間だけは外してあげていいでしょ。30分でもいいから。」

と言うも、

「いや病院の指示に従おう。」

とこれまた堅物野郎・・いや慎重派の夫

で病院に問い合わせて「飼い主さんが見ていれば・・」という条件で外させてもらいました。
しかーし!ルークはすぐ患部を舐めようとする・・

私「だめだよ、そこはなめちゃだめだよ」
ルーク「ウ~~~~~」(うなり声)「お前もやつらとグルか」(ルーク心の声)

なんどもそんなやり取りをくりかえして、
またエリザベスをつける。

そんな駆け引きを続けました。

ほんとエリザベスをつけているときのルークの絶望の目線がいたたまれない・・
さっきまで若々しい戦士だった顔が、失脚したうつろなサラリーマンの目になる

なんだかんだ患部もだいじょうぶそうになってきたので
結局エリザベスとのつきあいは2日間くらいであとは自由にさせていました。
ほんとは先生の指示とはちがうけれどエリザベスをつけ続けたらたぶんルークは
患部どうこうよりも精神的に追い詰められておかしくなっていたと思います。
そっちのほうが何百倍も心配だった!

今回のことで、人でも動物でも、自由を制限されることの弊害を強く感じたのです。

どんなことがあっても人は、生き物は、自由でいたいんだと思いました。
圧倒的な権力ってコワい!!
ネコは自分でエリザベスカラー外すことは不可能ですから。

わたしの人生のテーマでもある『自由』。
ルークからいろいろ教わりました。

画像はエリザベスを外せてすっきりしているルーク

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by happyachuko | 2016-09-12 16:51 | 家事のこと | Comments(0)